Semi next、社内Wi-Fiのネットワーク構築に光LAN MiniFTTOソリューションを採用

Semi next株式会社は、中国におけるハイエンドの試験機器および装置の大手サプライヤーであるSemight Instruments Co., Ltdの日本法人です。高速ビットエラーテスター、ネットワークテスター、ブロードバンドサンプリングオシロスコープ、高精度波長計、分光計、一般的なデジタルソースメーターなどのハイエンドテスト機器を提供しています。同社は、常に市場の空白を埋め、ハイエンドの検査機器および装置の世界的なプロバイダーになることを使命としています。

要件

Semi next株式会社（以下、セミネクスト）は、東京・江東区に2022年に設立。社内ネットワーク構築に対するいくつかのリクエストがありました。

1. 会社は創業の初期にあるため、なるべくネットワークの設備における初期費用と後期費用が削減できること
2. 同時に50人の社員がネットワークを使用できること
3. ネットワーク機器は会議室に置かれるため、静音性が高いこと
4. オフィスの天井にはなるべく装置用の穴を開けることを避け、オフィスの本来の内装を傷つけないこと
5. ネットワークのカバレッジの範囲が広く（現場は約300㎡）、オフィスの各場所で-60dB以上にカバレッジされること

コストパフォーマンス最高のファーウェイの光LAN MiniFTTOソリューション

ファーウェイは、セミネクストからの厳しい要件を満たした光LAN MiniFTTOソリューションを提供しました。光LAN MiniFTTOソリューションは1台5役の光ゲートウェイを中心に、シンプルなネットワーク構成が可能です。光ゲートウェイF1001-ACは、５役［ルーター／セキュリティ／スイッチ／給電モジュール／WLAN AC］の機能を1台に集約した光LANソリューションの中枢機器です。光ハイブリッドケーブルの使用で光AP F600C-30-1GHへの遠距離給電も可能です。
 

セミネクスト社内のネットワーク機器構成図

シンプルな機器構成、そして、全ての光AP管理用ライセンス費用も不要であるため、初期コストを低減できます。オフィスの隅々までWi-Fi信号があり、信号強度は-60dB以上で、社内での快適な無線接続を提供します。
 

現場ネットワーク速度測定

静音かつカーボンニュートラル、オフィス環境の快適性が向上

光ゲートウェイはファンを使用しない静音設計であるため、騒音のストレスがなく、オフィス環境の快適性が向上します。また、構成機器が少ないため、約47％の消費電力削減が見込まれ、低炭素社会の実現にも貢献します。

設置工事が容易、管理・運用も容易

従来のLANは、ルーター、ファイアウォール、そして複数のスイッチなど多くの機器が必要ですが、光LAN MiniFTTOソリューションは1台5役の光ゲートウェイを中心にシンプルな機器構成が可能です。光ファイバーの直径はLANケーブルより細いため、光の配線工事もさらにシンプルになります。さらに、光AP等の設備は接続するだけで設置が完了します。ネットワークの設定内容は光ゲートウェイから光APに自動同期でき、ネットワーク設定作業が簡単になります。

ご提案ネットワーク設備フロア図

また、全ての光APは室内の天井裏に設置されるため、オフィスの内装を損なうことがないので退去時の修復費用が不要です。
最後に、WebGUIのネットワーク管理システムが内蔵されているため、ネットワークのメンテナンスが容易になります。また、手順書に従うだけでネットワーク設置経験がない方でも簡単にセットアップできます。
光LAN MiniFTTOソリューションを一定期間使用後、セミネクスト社内では、「従業員向けのWi-Fiを提供すると同時にオフィスも静音環境となり、作業効率向上を実現し、非常に満足している」との評価を得ることになりました。

ファーウェイのMiniFTTOソリューションの詳細はこちら：https://e.huawei.com/jp/solutions/enterprise-optical-network/miniftto/small-micro-campus-optical-network